『タイトルックBlog』

悔いのない生き方は、後悔の繰り返し。

暇そうな人選手権

街で声をかけられることが結構ある。

普通に道を聞かれることもあるが、なぜか勧誘・セールスが多いのだ。

 

たぶん歩いている姿が暇そうで、話を聞いてくれそうだと思われているのだろう。

そして実際、僕は断れずに話を聞いてしまう。

 

数日前の夜、仕事終わりに歩いていると、自転車に乗った女性に声をかけられた。

 

まず、自転車乗っている人が、歩いている人に声ってかけるもの?
しかも坂道(下り坂)の途中で。

普通、下り坂で自転車乗ってたら、そのまま勢いよく駆け抜けたくない?

 

僕はイヤホンでラジオを聴いていたが、なんとなく右横に気配を感じ、振り向くと女性が自転車を降りて立っていた。

そして、恐らくもう何かを喋っている。(僕はまだイヤホンをしている)

 

びっくりして、とりあえずイヤホンを外し、ラジオを止める。

やはり立ち止まった時点で喋り始めていたようで、僕がイヤホンを外した時点で何かの話の途中だった。

 

聞くつもりはなかったが、立ち止まってしまった手前、なんとなく無視することは出来ずそこから話を聞くことに。

そこからマシンガントークが始まった。

 

なんだか怪しい勧誘(少なからず僕にとっては)と感じたので、話半分で聞いて、パンフレットのようなものを渡され、終了。

話終えると女性は颯爽と自転車に乗り、坂道を駆け抜けていった。

 

もし、僕が勧誘する側だとしても、自転車で暗い夜道を走っている途中、いかに暇そうな人を見かけたとしても声はかけないと思う。

僕の後ろ姿は、そんなに暇そうに見えるのだろうか。

 

でも実際、無視することは出来ずに話を聴いてしまったので、あの女性の判断はあながち間違っていなかったのかもしれない。

 

何年か前には若い男性に声をかけられたこともある。

なんの話だったかは忘れたが、その時はお腹が空いていて、昼ごはんを食べるために店を探していたので、ちょっと聞いたくらいで「すみません、今時間ないので・・・」という感じで断った。

 

その後、昼ご飯を食べ終わり、また別の通りを歩いていると、今度は若い女性に声をかけられた。

またか・・・と思っていると、背後からつい1時間ほど前に僕に声をかけてきた男性が出てきた。

 

その男性は女性を呼び止め「その人さっき声かけた」的なことを言い、2人は去っていた。

 

恐らく2人組で活動していたようだが、2人ともが別で声をかけてくるとは・・・やっぱり僕は相当暇そうに見えるのだろう。

 

その他にもジュエリー系のセールスをされたことや、不動産のセールスをされたこともある。

いずれの場合も、声をかけられる→びっくりして立ち止まる→話始められると無視できず、ずるずる話を聞いてしまうというパターン。

 

今のところ何かを購入したりしたことはないが、いつの日か断れずに購入したり、入会したりしてしまう日が来るかもしれない。

暇そうな人選手権が開催されれば、僕はなかなか良いところまで勝ち進めると思う。